ご近所コミュニティー・パート2 /  来週の予定

三和 いくこ

2011年09月18日 18:36

 2011年の65歳以上の高齢者人口推計は過去最高の2980万人・23.3%との新聞報道がありました。私の自治区(自治会)は35.7%、年齢構成から推計するとあと5年もすれば45~50%となりそうです。

 7月16日のブログ(こちら)で、隣人祭りのまね事として『せめて向こう三軒・・・のごく身近な隣人からコミュニティーの再構築を始めようと、近々夕食会の予定を考えております』と書きました。

 ご近所とは30有余年のお付き合いになり、何の問題もなく今日に至っておりますが、考えてみればお互いの家を訪問して食事をしたことが久しくありませんでした。
 
どのような雰囲気になるのか?・・・手始めに両隣り3軒で企画してみました。
この計画も、お一人になられた方が「一人での食事は寂しい・・・」のお話を聞いて・・・。
 
 この催しを長く続けるには、経費や準備が負担にならないようにすることが肝要・・・と考え、試みに「仕出し弁当とビール1缶付き」の会費1000円で・・・、沢山ビールを飲む人は持参で・・・。
お互いの家庭観や人生観、孫子の話、挙句に自分の葬式はどうする? ・・・などなど。6時に始めましたが 話が弾んで気がつけば10時30分。

 老後を近所で手を携えて暮らしていくのが理想的、今後も半年に一回くらいの頻度で開催していくことで意見一致、次回は取り敢えず一軒追加。(負担にならないお茶会程度は臨機に・・・)
 
 今後、『隣人祭り』として自治区全体にどのような形で広げていくか? ごく近い隣人との触れ合いから答えを見つけていこうと思っています。
 
 隣人祭りとは? 
 『隣人祭り』は今から18年前、パリに住むフランス人の市職員アナターズ・ペリファン氏が立ち上げ、今では世界29ヶ国以上に広がっています。
 
 きっかけは、同じマンションに住む一人暮らしの孤独なお年寄りの死。『住民同士の触れ合いがあれば、こんな悲劇は起こらなかったはず・・・・・』。
地域の隣人たちがそれぞれ集い、食事をしながら語り合うお食事会、それが「隣人祭り」。

今では年に一度、世界中で一斉に開催される29ヶ国・800万人が参加する一大イベントです。2008年5月には、日本でも新宿御苑で第一回が開催され、現在は全国各地で行われているようです。

 ますます高齢化や個が優先される社会になります。隣人を気遣い・争いのない社会を築いていくためには『隣人祭り』のようなコミュニケーションが広がっていけばと、私は小さなところから『思いやり社会を』築いていきたいと思います。

今週の活動予定
 9月19日(月・敬老の日)
 9月20日(火)予算常任委員会・決算特別委員会
 9月21日(水)災害水防殉職者追悼法要
 9月 22日(木)議会運営委員会・全員協議会・本会議・正副議長調整会議
 9月 23日(金・秋分の日)市民ミニバス大会
 9月 24日(土)スポ少(YBC)活動
 9月 25日(日)冨士美台自治会敬老会・3B体操全国大会



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